今回のブログでは、ダニエル・ピンク 来日特別講演会について、私自身の学びをフィードバックさせていただきたいと思います。
日本でも今年7月に発売された著書「人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する! 」についての出版記念講演です。
まず、本の内容自体はしっかりとした調査に裏打ちされていて、ピンク氏の鋭い洞察力と慧眼に満ちあふれたものでしたので、かなり読み応えがありました。
私なりの理解をワンセンテンスピッチ(売り口上)で言ってしまうなら、「人生とは売り込まないセールス(=人を動かすこと)である」かと思います。
この本自体は、これからの私達一人ひとりの羅針盤となる内容ですので、ピンクファンならずとも一読する価値があると思います。
しかし、講演内容について正直にお話しますと、事前に本を読んでいた私にとっては、本と同じ内容の繰り返しにしか聞こえませんでした。
むしろ、これらを踏まえた神田昌典氏の講演の方が内容的には圧倒的に充実していたように感じた、のは私だけなのでしょうか?
もし、講演に参加されていた方がいらっしゃれば、ご感想を伺いたいですね。
神田さんの講演の内容をワンセンテンスで表現するのは畏れ多いですし、濃厚すぎて事実上不可能です。
が、あえて、徹底的に捨象して何行かにまとめると、次のようになります。
個人も世の中の組織も、コミュニティー重視へと加速度的に移行していく。
その流れの中で、個人が内面的なミッション(セルフイメージ)を外に向かってビジョンとして明確に描き出すことが重要度を増してくる。
ここ1年で、フェイスブックの浸透と、リターゲティング広告の進化により、個人がコミュニティーを組成して、世界に打って出ること自体が簡単になってしまった。
このように全ての条件が整いつつある、にもかかわらず動けないのは、過去のセルフイメージを引きずっているから。
まずは、現実にそぐわない過去のセルフイメージを、書き換えることから始めよう。
こうした内容を、具体的な事例や例え話を交えながら、わかりやすく、それでいってずっしりと腹落ちする説得力を持って、セミナーは展開されていきました。
いやはや、圧巻ですね!
神田さんの書籍は数多く読んできましたし、フォトリーディングのセミナーも通信講座で受講していたのですが、生のセミナーは迫力満点で、あっという間に神田ワールドへと飲み込まれてしまいました。
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