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宝くじやパチンコ・競馬といった博打に負けない唯一の方法

 

 前回、博打には常習者が多いというお話をしました。

 そして、常習者の皆さんは、客観的な確率から考えたら損をするということを、理屈の上では判っていらっしゃいます。

 それでも買い続けるのには2つほどワケがあります。

 

 1つには、一般的な確率論から考えたら損をする可能性が高いだろうけど、自分だけは違う、と思っているからです。

 もう1つは、当たるかもしれない、とういワクワク感に対してお金を払っているので、損をしているとは感じていないからです。

 

 しかし、負け戦と分かっていて参戦することほど愚かなことはありません。

 もちろん、参戦することで社会正義が実現されて多くの民が救われるのであれば、その限りではありませんが・・・。

 例えば、宝くじの場合には、当選者に実際に配当された金額はおおよそ45~46%で、10%が運営経費として関係団体や広告会社等の人件費や諸経費として、よく分からない何処かへと消えていきます。

 残りの40%程度が地方自治体等に還元されて、高齢化少子化対策、防災対策、教育及び社会福祉等に使われているそうです。

 言うまでもなく、そうしたお仕事には人件費も必要になるはずです。

 各自治体ごとに、どのような事業に使っているのかを公表していますので、あなたがその事業の内容を理解されていて、ご賛同された上で宝くじに参加されているのであれば、もちろん何も言うことはありません。

 でも、そうした実態とは関係なく、単なる射幸心のみで博打を打つのであれば、喜ぶのは宝くじから甘い汁を吸っている皆さんです。

 例えあなたが満足したとしても、負け馬に乗ってしまったあなたのご家族が惨めなだけです。

 「でも、何て言われようが、あのワクワクドキドキ感がたまらん!」という御仁は、せめて勝率五分五分の博打で手を打っておきましょう。

 FXや日経225ミニ・CFDあたりが手頃でしょう。

 ショバ代が格安なので、手軽に博打を楽しめます。

 プロのトレーダーには敵わないので、勝率はせいぜい3~4割程度でしょうが、それでも博打としては上々です。

 

 ちなみに、ウォーレン・バフェットのように徹底的に企業をリサーチするノウハウを持っているか、もしくはインサイダー情報を持ってでもいない限り、個別企業の株式には手を出さない方が無難です。

 なぜなら、インサイダー情報を掴んでいる魑魅魍魎がポジショントークを餌に、私達素人をカモるからです。

 万が一、あなたがインサイダー情報を持っているとしても、それを基に売買した時点で犯罪になります。従って、どっちに転んでも大ケガをします。

 

 そもそも、博打に負けない方法は1つしかありません。それは、博打をやらないことです。

 それでも、どうしても「遊びたい」という方は、次の2つのルールを守って下さい。

 ①あくまでもお遊戯なので、自分の小遣いの範囲内で遊ぶこと。

 ②トレンドが明確な時にのみ、トレンドに沿って賭けること。

 そうすれば、致命的な事態は免れることができます。

 

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 お金のソムリエ坂下仁.jpg

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