源泉徴収のような天引きの力を借りて貯める仕組みを作ることができれば8割方は成功です。

 とはいえ、これまで通りの出費を続けていては、いずれ資金ショートをきたしてしまいます。

 天引きすると決めた金額を維持し続けるためにも、「出費」を減らす工夫があった方が楽になります。

 

 ところで、「出費」には大きく分けて「固定費」と「変動費」の2種類があります。

 

 これ自体は企業会計上の言葉なのですが、家計に当てはめて便宜的に「一定の金額が毎月天引きされる支出」を固定費とし、「ぜいたくの度合いによって毎月変化する支出」を変動費としてみましょう。

 この固定費と変動費を、お金を支出する私達の立場から眺めてみると、もっと本質的な違いがあることに気付きます。

 その違いとは、「意思の力の要不要」です。

 「意思の力」とは、この世で一番当てにならないエネルギー源でしたね。

 出費を削減する際に「あなたの意思の力」を必要とするのか、それとも「あなたの意思の力」が無くても大丈夫なのか、という点が固定費と変動費との決定的な違いなのです。

 例えば、「固定費」を減らす場合には、最初だけ「出費削減の工夫」が必要になりますが、一旦削減してしまえば後は放ったらかしでOKです。

 「あなたの意思の力」は不要です。

 ところが、「変動費」を減らす場合には、常に「あなたの意思の力」でコントロールしなければなりません。

 毎日毎日念仏を唱えるように「節約!節約!」とブツブツと呟きながら生活を切り詰めて行かないと変動費は減らないのです。

 「修行僧のような血の滲むような努力」が必要になるのです。

 ずぼらな私には絶対に無理な芸当です。

 そこで、まずは固定費を集中的に削減してみましょう。

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