そもそも日本は、世界で一番、社会保険が充実している福祉国家です。

027.jpg

日本の財政赤字が年間50兆円に及ぶ本当の理由が何なのか、ご存知ですか?

最初に答えを明かしてしまいますと、赤字額の半分相当にあたる26兆円が社会保障費として有効に活用されているのです。

具体的には、例えば2012年度の一般会計の歳出90.3兆円から国債利払費用21.9兆円を除いた68.4兆円のうち、約26.4兆円が社会保障費なのです。

これに地方厚生税交付金16.6兆円や、文教及び科学振興費5.4兆円が続きます。

社会保障費は、主として老齢年金や障害年金といった年金の支給や、老人医療費等の支払いに当てられています。

本来であれば、私達が毎月支払っている年金掛け金や健康保険料から賄われるべきものなのですが、いずれも恒常的に収支が赤字となっていますので、足らず米を税金から賄っているというわけです。

このように、日本の社会保険制度は世界一手厚い制度だと言われています。

アメリカにはこんな手厚い公的社会保障制度がありませんので、民間の保険に入るしかありませんが、所詮営利企業が行う営利事業ですのでコストが高くつきます。

毎月徴収される公的年金や健康保険の掛け金だけでは賄い切れないので、税収からも年金に資金を横流ししてお年寄りの生活を保護している、というのが今の日本の姿なのです。

これくらい公的な保険制度が充実しているのですから、大枚はたいて民間の保険に入らなくたって世界最高水準の治療を受けられ、世界最高水準の年金を貰えるんです。

特にサラリーマンの皆さんは厚生年金という名の頑強なシェルターで守られているのですから、民間の生命保険という「高くて重くて暑苦しい防護服」まで着込む必要はありません。一度着てしまうと死ぬまで脱げなくなりますよ。

「いいね」をポチッ!して頂けると励みになります!

 お金のソムリエ坂下仁.jpg