今日は、海外の個人年金の仕組みについてセミナーで学んで、先ほど帰宅したところです。

正直なところ、目から鱗でした。

このお話はナイーブな部分が多いのですが、機会を見てブログで書ける範囲で、皆さんにご紹介したいなと思っています。

 

さて、前回のお話で、少し舌足らずなところがありましたので、補足しましょう。

 

国と会社と国民の資産を、全て貸借対照表(バランスシート)で見える化すると、よく見えてくることがあります。

それは、この3当事者(政府・会社・個人)が持っているお金(通貨)は「トレードオフ」の関係にあるということです。

トレードオフとは何かと言うと、片方が出っ張れば片方が引っ込むということです。つまり、合計すると一定になるということです。

 

何が言いたいかというと、日本の財政が黒字化されて、日本政府の借金が減っていくと、法人と個人のお金(通貨や預貯金)の合計額が減っていくのです。

つまり、日本の財政が赤字続きで、借金が増えていくということは、日本の企業と私達国民のお金が増えていくということになるのです。

 

経済活動をしたり、消費をしたりするのは、基本的に企業や個人です。

つまり、企業や個人のお金が増えると、世の中が豊かになるのです。

だからこそ、政府の国民からの借金が多いというのは、そのこと自体が「国の宝」なのです。

まさに、国の借金は日本全体にとっては「財産」なのです。

 

ただし、この理屈が通用するのは、日本のように国全体のバランスシートが資産超過の国だけです。

ギリシャを始めとしたヨーロッパ諸国のように、国全体のバランスシートが赤字になっている場合には、大変なことになります。

 

ちなみに、アメリカも債務超過の国ですが、基軸通貨ドルを保有しているので、アメリカ自体が全世界にとっての政府と同じ役割を果たします。

アメリカが各国から借金をし続けてドルを供給しつづけるからこそ、世界は繁栄し続けているのです。

裏を返すと、アメリカが資産超過になると全世界にとっては不幸なことになってしまうのです。

補足するつもりが、今日はちょっと、わかりにくいお話をしてしまったかも知れません。

でも、貸借対照表がわかる方には、目から鱗の話だったと思います。

この話も図にすると分かりやすくなるので、いずれ図解してご紹介させて頂きますね。(^^)

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