日経新聞の土曜日の朝刊に、毎週NIKKEIプラス1という読み物記事がもれなくついてきます。

分かりやすくて面白く、為になる記事も多いので、毎週楽しく読ませて頂いています。

エコノ探偵団もその1つなのですが、今日のエコノ探偵団は次のような出だしで始まっていました。

「章司が財務省のデータを調べると、今年6月末時点の国の借金は1千兆円を超えていた。単純計算で国民一人当たり約792万円の借金を抱えていることになる。」

国民一人あたり◯▲□万円の借金という表現は、今回のエコノ探偵団だけではなく、雑誌記事・新聞記事でも度々見かけますし、テレビ番組等でもよく耳にします。

わたしは、そのたびに、不思議な気持ちになってしまうのです。

なぜかと言うと、国の借金というのは国債のことを指しているからです。

日本という国が「国民一人当たり約792万円の借金を抱えている」ということは、裏を返すと私達は一人あたり約792万円の債権を国に対して持っているということです。

銀行に792万円の預金を預けてあるのと同じです。銀行から792万円借りているのなら、私達は銀行に返済しなければならないので困りますが、そうではありません。

しかも、預金は銀行が潰れたら返ってきませんが、国へ貸したお金は戻ってきます。

戻ってこないケースは、そもそも日本という国が存在できないような事態ですから、私達が生き延びているかどうかすら定かではないような事態でしょう。

つまり、約792万円というのは、国にとってみれば借金ですが、私達国民にとっては優良資産なのです。

おまけに、世界で一番安定している通貨である「円」資産です。

そんなに素晴らしい資産を私達は持っているのですから、むしろ喜ぶべきことではないのでしょうか?

にもかかわらず、大騒ぎするのは何故か?

続きは次回へ。(^^)v

 

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