妻と一緒に成長しながら、資産を可能な限り妻に集めることにより、妻にはお金の面でも心の面でも大きなゆとりが生まれるようになります。
そうすると、妻は夫に対して次第に深い「感謝の気持ち」を抱くようになっていきます。
女性は、子供や家庭を守るという役割を担って来ましたので、安心や安全、蓄えといったものを大切にします。
例えば、世間の主婦は夫に内緒で「へそくり」作りに励んでいますが、ディフェンシブな女性の生態から推して考えると自然な行動です。
財産を妻に集約することにより、女性が生まれつき備えているこうした安定欲求を全て満たすができるようになります。
一方で、ほとんどの女性は「ご近所やお友達から頂き物をしたら何かお返ししないと気持ちが落ち着かない」という感覚の持ち主です。
これは返報性の原理と呼ばれていて、「人は他人から何らかの施しをしてもらうと、お返しをしなければならないという感情を抱く」という人間心理の基本原理です。
命の次に大切な「お金」。それを全面的に委ねるのですから、夫に対する妻の感謝の気持は半端じゃなくなるというわけです。
それだけではありません。相手の更なる成長を願って相手の成長をサポートし続けるという行為は、「愛」というハイレベルな貢献の形です。
夫がどんなに経済力を高めて、妻にぜいたくな生活をさせてあげられたとしても、それは真実の愛ではありません。
妻が夫の経済力に依存している以上、それは隷属であって、妻にとっては、本当の意味での自由ではないのです。
妻が自立できるように、夫が妻を応援し、成長をサポートすることこそが大切なのです。
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