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経験を積むほど評価が落ちる転職市場の壁

 

 【前回までのまとめ】

 どんなにスキルアップに励んでもサラリーマンはお金持ちにはなれません。

 なぜなら、サラリーマンであり続ける限り、絶対に越えられない4つの壁にぶつかってしまうからです。

 4つの壁とは、税制の壁、給与体系の壁、就業規則の壁、転職市場の壁です。

 これまで、税制の壁、給与体系の壁、就業規則の壁の3つについて見てきました。

 


 【今回のお話し】


 今回は、最後の4つ目。転職市場の壁です。


 えーい、まどろっこしい!いっその事、もっと条件の良い会社に転職してしまえ! なんて、張り切って転職してしまったら、それこそ取り返しのつかないことになってしまいます。

 それが今の日本の社会の実態です。

 能力給制度が浸透してきたとはいえ、基本となる土台の部分はまだまだ年功序列です。

 経験を積んで、脂が乗ったバリバリの30歳代後半のビジネスマンが転職したとしても、収入自体は減ってしまうという厳しい現実が待ち構えているのです。


 

 もちろん、あなたの能力を正当に評価してくれて、思う存分に力を発揮できる環境を提供してくれる会社もあるでしょう。

 しかし、そういう幸運に巡り会える人は、ごくごく一部の方だけです。

 あなたが、その一部に入れるという保証はどこにもありません。

 


 そもそも転職とは、「今までは三菱家の召使だったけど、今度は三井家や住友家の召使になる」という横滑り現象に過ぎません。

 

 「自分と家族の生活費を稼ぐために(For me)、自分の時間(労働力)という価値を会社に移転する」という枠組みの中に留まり続けている限り、あなたの収入が飛躍的に増えるということはあり得ないのです。


 

 税制の壁・給与体系の壁・就業規則の壁・転職市場の壁という四大障壁に囲まれている限り、私達サラリーマンが「お金持ち」になるチャンスが到来することは永遠にありません。

 

 家族のことを思えばこそ、リスク覚悟で起業・独立するなんて非現実的なこともできません。


 

 経済的自由へのパスポートは1つしかないのです。

 

 次回はいよいよ種明かしです。\(^o^)/


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 お金のソムリエ坂下仁.jpg

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