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「バブルの正体」も「お金の本質」から解き明かせます

 お金の本質が、「感謝の気持ち」であるという秘密に気付くと、お金が絡むあらゆることが手に取るように解るようになります。


 例えば、資本主義経済と社会主義経済の違い、デフレとインフレの本質的な違い、投資と消費と浪費の違い、預貯金の金利が低い理由、バブルの正体、等々が手に取るように解るようになります。

 試しに「バブルの正体」を「お金の本質」から解き明かしてみましょう。


 お金の代表格である「円やドル」は、金融政策の名のもとで無限に印刷することができます。


 銀行も信用創造機能を使って通貨流通量を十倍にも増やすことができます。


 デリバティブを使うと、更にそれをその百倍にまで膨らませていくことができます。


 つまり、1万円札を1枚印刷するだけで、1000万円ものお金が出まわるというわけです。


 また、印刷するまでもなく預金準備率を引き下げることでお金の流通量はどんどん膨らんでいきます。

 このような形で増えていくお金には「価値の創造」が伴っていないので、「感謝の気持ち」も含まれていません。


 「感謝の気持ち」の塊であるはずの「お金」の中に、「価値を伴わない空虚な気体」だけを吹き込んでパンパンに膨らませていっているだけですから、膨らむことで大きく見えたとしても、「感謝の気持ち」の質量自体は全く増えていないのです。


 従って、いずれは消えて無くなる運命にある、というわけです。


 それが「バブル崩壊」です。

 そのような無価値なお金を追い求めても、いずれ必ず失ってしまうでしょう。


 お金の本質さえ分かっていれば、そんな偽りのお金を追い求める必要はない、ということに気づくのです。

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