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競売物件で一番多いのは「夢のマイホーム」の成れの果て

【これまでのお話】

 プライベートビジネスとして成り立つのは、次の5条件を全て満たしたビジネスです。

 夫婦で協力しながらも妻が中心となって取り組む必要がある点と、お金の本質が感謝の気持ちであるということから、突き詰めて考えるとこの5条件は必須です。

 ①小さな金額から始められること

 ②利他的なビジネスであること

 ③簡単に学べて再現性があり、片手間で手軽にできること

 ④家事の合間にできて、ムリなく続けられること

 ⑤他人任せにしないで、妻がコントロールできること

 

【今回のお話】

 先週から、3つ目の条件のお話に入りました。

 3つ目の条件は、簡単に学べて再現性があり、片手間で手軽にできることです。

 さて、3つ目の条件の中で、私達が実践している大家業を例にとって、大家業は意外と難しくないという話をしてきました。

 そのことを証明できる、一番解り易い例が「競売」です。

 

 裁判所の競売物件を細かく検証するとよく分かるのですが、競売物件の大半を占めているのが、実はマイホームだってご存知でしたか?

 でもって、次に多いのが事業用物件です。

 マイホームからは収益があがりません。失業したらローン返済も行き詰まりますので、当然でしょうね。

 

 これに対して、アパート経営に失敗して返済が滞って競売にかけられる物件は意外と少ないのです。

 フルローンを組んだり、業者に騙されて高値づかみさせられたり、管理業者が劣悪だったりして、アパート経営にしくじったという例も、もちろんあります。

 しかし、むしろそれよりも、本業の事業に失敗して借金返済に行き詰まった社長さんが個人で持っているアパートを差し押さえられてしまったケースや、失業により家賃収入を生活資金に充てざるをえずローン返済が滞ってしまった、というケースの方が多いのです。

 このような実態を見るにつけ、やはり大家業って敷居が低いビジネスなんじゃないかって、心底思うんですよね。

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 お金のソムリエ坂下仁.jpg

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