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「副業」がうまくいくと、「本業」もうまくいく

『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい――年収アップと自由が手に入る働き方』の出版を機に、ダイヤモンド・オンラインにて記事の連載が始まりました。そこで、坂下仁公式ブログでも、その内容を紹介させていただくきます。

自分の価値観に気づき、その価値観を会社でも活かせる

 副業がうまくいくと、本業もうまくいくようになります。副業を通じて視野が広くなると、本業では知り得なかった知見を積み重ねられるようになる。業務効率や残業削減につながったりもします。私自身もそうでしたが、多くの副業経験者が口をそろえて、副業は本業にもプラスになると言います。

 なぜ、副業がうまくいくと、本業もうまくいくようになるのか。

 副業の持ち駒が増えれば増えるほど、その持ち駒を本業に活かせるようになるからです。

 また、本業の中から副業ネタを探すことにより、本業の仕事に対して当事者意識をもって取り組めるようにもなる。さらに自分の価値観に気づき、その価値観を会社でも活かせると気づくからです。

 そして極め付きは経営者マインドです。副業を通じて経営者マインドが身につくので、もらうことばかり考えるサラリーマン的な雇われマインドが後退。経営者の目線から、どうすれば会社として顧客に貢献できるのかを考えるようになる。そして、どうすれば限られた時間と人的資源を有効活用できるかまで思いを巡らすようになります。そのような目線で仕事に取り組むと、業績が上がる。上司や経営者がまともであれば、正当に評価してもらえるのです。


*本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』から一部抜粋し、再編集したものです。


プロフィール

坂下 仁(さかした・じん)
お金のソムリエ協会会長
メガバンク行員として25年以上、個人の資産形成と数千件の法人融資などにかかわり、全国の支店長を指導してきた。副業で始めたセミナーは100組超のキャンセル待ちが続き、3年間で1000組超が受講する人気セミナーとなる。その後、顧客を踏み台にして儲ける銀行の姿に疑問を感じて起業、独立し、2018年にお金のソムリエ協会を設立。本業以上の副収入を得て、セミリタイアする会員が続出するなど、受講者の約9割が夢を叶えることに成功。メソッドを学んだ人数は6000人を超える。「週刊ダイヤモンド」「PRESIDENT」「日経マネー」「ダイヤモンドZAi」「THE21」「朝日新聞」など、数十の雑誌・新聞に紹介される。主な著書に『いますぐ妻を社長にしなさい』(サンマーク出版)、『夫婦1年目のお金の教科書』(ダイヤモンド社)などがある。

著者からのメッセージ

本書を読んだ皆さんは「稼ぎ口二刀流」を始めようと、心に決められたと思います。

今働いている勤め先で10万円の昇給を目指すよりも、「稼ぎ口二刀流」で月10万円稼ぐほうがはるかに簡単です。

しかも、源泉徴収される給料と違い、「稼ぎ口二刀流」の稼ぎの大半は手許に残る。サラリーマンには想像できないほどの税金と社会保険料を節約できるので、40歳から始めても、数千万~1億円も多く貯まる計算です。

手に入れられるのはお金だけではありません。大切な家族が「稼げるライフワーク」のパートナーになってくれるからです。家族の絆が強くなり、子どものお金の教育にもつながる。生きる目的や使命感が明確になり、やりたいことをずっと続けられるようになります。

もし、すべての社会人が稼ぎ口を2つにすれば、日本のGDPは2割も増えるので、日本経済も復活する。子どもたちの未来も明るくなるのです。

そもそもお金とは、数値化された感謝の気持ちです。なぜならお金とは、人様や社会に貢献して、感謝されて、初めてもらえるものだから。それゆえに貢献が大切です。

ですから、家族で協力し節税しながら、自分たちの役割と使命を果たしていく。これこそが「稼ぎ口二刀流」というビジネスモデルの真骨頂です。

「稼ぎ口二刀流」はこのように、実は極めて日本的なメソッドだったのです。

あなたは、本書で「稼げるライフワーク」を見つけることができました。

「稼ぎ口二刀流」を使って「稼げるライフワーク」に取り組めば、結果的に、あなたとご家族には、裕福で幸せな未来が訪れます。

「稼げるライフワーク」のために、あなたの貴重な時間を有効に使ってみませんか?

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