前回は、「自分自身がお金持ちになる」という発想を捨て去ること、それがサラリーマンがお金持ちになれる唯一の方法だとお話しました。
なぜか?
その理由をお話する前に、まずは私がその事実に気付いた背景をお話しなければなりません。
思い出すのも恥ずかしい私自身のおぞましい過去なのですが、しばしの間、私の転落と復活のお話にお付き合い下さい。
私は、半沢直樹と同じ世代のバブル末期入行の銀行員でした。
私が銀行に入行した頃は、既にバブルがピークを迎えていて、株も不動産も高値の花でした。
どうあがいても新入社員には手が届く状態ではなかったのです。
資産形成という意味では、半ば諦めの境地から社会人生活をスタートさせたのでした。
ところが、次第に株価も下がり始めて、不動産価格も下落。
諦めの境地は、いつの間にか底知れぬ恐怖感へとうつろっていったのです。
今思い起こすと、第2次橋本政権が終焉を迎えた1998年が地獄の入り口だったのかもしれません。
そして、私にとっての運命の鐘は2004年に鳴り響きました。

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