あなたは、なぜ、この世に生を受けて、
生まれてきたのか、気づいていますか?
あなたが、この世に存在している理由、
つまり、存在意義を、一言で言えますか?
心のなかで構いません、いますぐ答えをつぶやけますか?
おそらく、???????????
だったと思います。
ほとんどの人が、この問いに答えられません。
なぜ答えられないかというと、
自分の使命、つまりミッションが何かを、
普通は言語化できていないからです。
生きる目的、つまり使命を言語化できないと、
人生そのものが、無目的になりかねません。
「毎日が忙しくて、
慌ただしく過ぎていくけど、
一体私は何をやっているんだろう?」
って、ふと、疑問に感じた経験はありませんか
生きる目的や使命を言語化できないと、
何のために生きているのか、わからなくなるものです。
生きる目的や使命を言語化できないと
自分が心の底から「やりたいこと」も見つかりません。
そんな自分に気づいたとしたら、
どうすれば、いいのか?
何度も繰り返してお伝えしてきた通り、
正解は、ふせんの活用です。
ではなぜ、ノートでも手帳でもなく、ふせんなのか?
ふせんは紙やフィルムでできているのでアナログですが、
同時にデジタルの性質も併せ持っているからです。
以前、量子が、エネルギーと物質の両方の性質を併せ持っている
とお伝えしましたが、ふせんもそれに似ています。
アナログとデジタルをいいとこどりしているので、
誰でも簡単に、価値観などが言語化できて、
「やりたいこと」が見つかり始めるのです。
ちょっと横道にそれますが、そんな背景もあって、
昨日お伝えした新刊のタイトルは
『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』
となりました。
さて、話をもとに戻しましょう。
そうそう、ふせんは、
アナログとデジタルをいいとこどりしているので、
誰でも簡単に、価値観などが言語化できて、
「やりたいこと」が見つかるという話でした。
「アナログなのは分かるけど、どうしてデジタルなの?」
って思われたかもしれませんね。
ちょっと想像してみてください。
ノートや手帳には、ミーティングのメモや
取引先との商談の備忘録など、色々な情報が
記録されていますよね。
それらはすべて、ボールペンやシャープペンで
書かれているので、書き直したり、削除したければ、
消し線を引くか、消しゴムで消すしかありません。
でも、もし、消し線や消しゴムで消さずに、
文字や図だけを手で摘んで、ヒョイと移動したり、
ポイと捨てることができたとしたら、
便利だと思いませんか?
パソコンなどのデジタルではそれが簡単にできますが、
ノートや手帳などのアナログでは、ムリですよね。
ところが、ふせんを使うと、貼り替えできるし
気軽に捨てられるので、それが
いとも簡単にできてしまうのです。
貼り替えのことを、カット&ペーストといい、
気軽に捨てることを、デリートといいます。
慣れてしまったので、当たり前に感じますが、
実はそれって物凄いことなんです。
カット&ペーストもデリートも、
いずれもデジタルの専売特許です。
でも、ふせんだけは、アナログなのに
カット&ペーストやデリートができるのです。
貼り替えたり、捨てたりするだけです。
ではなぜ、カット&ペーストやデリートできるパソコンを使わずに、
アナログのふせんを使うのか?
答えはシンプルで、カット&ペーストやデリート以外は
デジタルよりもアナログのほうが優れているからです。
特に「理解する」「記憶する」「アレンジする」など
「思考」といわれる知的な活動では、
圧倒的にアナログのほうに軍配があがります。
パソコンが普及してから、すでに30年経ちますが、
それでもノートや手帳が使われ続けているのは、
そのような理由があるからです。
それどころかむしろ、スマホなどのデジタルは
「スマホ脳」といわれるように
ヒトから考える能力を奪い、脳に悪影響を及ぼしかねません。
もちろん、だからといってデジタルを手放すことはできません。
私も、パソコンとスマホなしでは生きていけません。
だからこそ、棲み分けが大切なのです。
餅は餅屋ですので、それぞれの長所を
上手に使い分ければいいのです。
その意味で、自分の脳を活性化して能力を高め、
潜在意識の奥底に隠れている価値観を言語化する際には、
アナログ、とりわけ「ふせん」を、最大限に活用すべきなのです。