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スティーブ・ジョブズも、最初はこうして「副業」で稼いでいた!

『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい――年収アップと自由が手に入る働き方』の出版を機に、ダイヤモンド・オンラインにて記事の連載が始まりました。そこで、坂下仁公式ブログでも、その内容を紹介させていただくきます。


年収がアップし、自由な働き方を手に入れる

独立を成功させる一番のコツは「主要な失敗原因をつぶすことだ」といわれます。失敗原因をすべてつぶそうとすると、準備だけで数年かかるし、情勢は刻一刻と変化するので、いつまで経っても始められません。だからこそ、いろいろと試して小さな失敗を繰り返しながら、今から少しずつ経験を積み重ねるのです。

そこで「稼ぎ口二刀流」では最初に、自分に最適な「稼げるライフワーク」を見つける「副業ごっこ」から始めます(ホップ)。

次に、その「稼げるライフワーク」を副業化します(ステップ)。

そして最後に、その「稼げるライフワーク」で独立する(ジャンプ)。

「稼ぎ口二刀流」で始めれば、副業の段階で主だった失敗原因を安全につぶすことができるのです。もちろん独立せずに、永遠に副業ごっこを続けても構いません。

何度もつまずいて小さな失敗を積み重ねながら、いろいろと試す。興味の範囲を広げていけば、ぼんやりしていた「稼げるライフワーク」の全容も、だんだんとはっきりしてくるはずです。本業があるからこそ、納得できるまで安心して試行錯誤を続けられるのです。

ちなみに、「稼ぎ口二刀流」を発案したのは過去の偉人たちです。世界最大の総合電機メーカー、ゼネラル・エレクトリックを創業したトーマス・エジソンや、天才発明家ニコラ・テスラなど、例をあげるとキリがありません。

彼らが知識として知っていたわけではありませんが、それが一番安全で確実だということに、直感的に気づいていたのでしょう。ですから、現代の名だたる起業家も「稼ぎ口二刀流」を使って起業しています。

たとえばアップルを創業したスティーブ・ジョブズはもともと、アタリというコンピュータゲームの会社に勤めるサラリーマンでした。そのかたわらで、スキマ時間を使った副業として、アタリの部品を使ってApple I というコンピューターを作り始めたのです。

また、インスタグラムを創業したケビン・シストロムは、グーグルで働いたあと旅行関連会社に転職しました。プロダクト・マネージャーとして働きつつ、夜や週末などに独学でプログラミングを勉強。インスタグラムの原型となるアプリを作りました。その後、そのアプリを使ってインスタグラムを起業しています。

誰でも必ずできる「稼ぎ口二刀流」をぜひ本書を通して身につけてください。ここまで読んできたあなたなら、もう意思は固まっているはずです。やらされ仕事でお金を稼ぐよりも、やりたいことでお金を稼ぐことがどれだけ幸せか。年収アップを実現し、自由な働き方を手に入れましょう。


*本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』から一部抜粋し、再編集したものです。


プロフィール

坂下 仁(さかした・じん)
お金のソムリエ協会会長
メガバンク行員として25年以上、個人の資産形成と数千件の法人融資などにかかわり、全国の支店長を指導してきた。副業で始めたセミナーは100組超のキャンセル待ちが続き、3年間で1000組超が受講する人気セミナーとなる。その後、顧客を踏み台にして儲ける銀行の姿に疑問を感じて起業、独立し、2018年にお金のソムリエ協会を設立。本業以上の副収入を得て、セミリタイアする会員が続出するなど、受講者の約9割が夢を叶えることに成功。メソッドを学んだ人数は6000人を超える。「週刊ダイヤモンド」「PRESIDENT」「日経マネー」「ダイヤモンドZAi」「THE21」「朝日新聞」など、数十の雑誌・新聞に紹介される。主な著書に『いますぐ妻を社長にしなさい』(サンマーク出版)、『夫婦1年目のお金の教科書』(ダイヤモンド社)などがある。

著者からのメッセージ

本書を読んだ皆さんは「稼ぎ口二刀流」を始めようと、心に決められたと思います。

今働いている勤め先で10万円の昇給を目指すよりも、「稼ぎ口二刀流」で月10万円稼ぐほうがはるかに簡単です。

しかも、源泉徴収される給料と違い、「稼ぎ口二刀流」の稼ぎの大半は手許に残る。サラリーマンには想像できないほどの税金と社会保険料を節約できるので、40歳から始めても、数千万~1億円も多く貯まる計算です。

手に入れられるのはお金だけではありません。大切な家族が「稼げるライフワーク」のパートナーになってくれるからです。家族の絆が強くなり、子どものお金の教育にもつながる。生きる目的や使命感が明確になり、やりたいことをずっと続けられるようになります。

もし、すべての社会人が稼ぎ口を2つにすれば、日本のGDPは2割も増えるので、日本経済も復活する。子どもたちの未来も明るくなるのです。

そもそもお金とは、数値化された感謝の気持ちです。なぜならお金とは、人様や社会に貢献して、感謝されて、初めてもらえるものだから。それゆえに貢献が大切です。

ですから、家族で協力し節税しながら、自分たちの役割と使命を果たしていく。これこそが「稼ぎ口二刀流」というビジネスモデルの真骨頂です。

「稼ぎ口二刀流」はこのように、実は極めて日本的なメソッドだったのです。

あなたは、本書で「稼げるライフワーク」を見つけることができました。

「稼ぎ口二刀流」を使って「稼げるライフワーク」に取り組めば、結果的に、あなたとご家族には、裕福で幸せな未来が訪れます。

「稼げるライフワーク」のために、あなたの貴重な時間を有効に使ってみませんか?

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