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空きスペースもお金に変わる

『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい――年収アップと自由が手に入る働き方』の出版を機に、ダイヤモンド・オンラインにて記事の連載が始まりました。そこで、坂下仁公式ブログでも、その内容を紹介させていただくきます。

賃貸ビジネスの入門編を試す

賃貸ビジネスの代表格は不動産賃貸ですが、不動産は値段が高いので簡単には買えません。

でも、もしかしたら、買うまでもなく貸しだせる不動産が身近にあるかもしれません。たとえばご自宅の敷地に、車1台分の空きスペースがないかどうか調べてみてください。もし空きスペースがあれば、近所の不動産仲介業者さんに依頼して、月極駐車場として貸し出すことができます。

その場合、自分の所有物にこだわる必要はありません。破産寸前時の私は、借上げ社宅のマンションに付属していた機械式駐車場を、同じマンションの住人に月額1万円で賃貸していました。「マンション内の駐車場を1万円で貸します!」というチラシを、マンション住人全員の郵便受けに入れたら、その翌日に借り主が見つかりました。なお転貸する場合には、事前に必ず大家さんの同意をいただいてください(参考:民法612条)。両親が相続した超ド田舎の空き地も、隣地の住人に駐車場として月額数千円で賃貸していました。

不動産を買わない賃貸ビジネスで成功している例では、年老いた親を自宅に呼び寄せて、空いた実家を賃貸している人。コンパクトなマンションを借りて引っ越して、広すぎる自宅を簡易旅館として賃貸して利ざやを稼ぐ人。商店街にある実家の古屋を改装してカフェとして賃貸する人。千葉県の外房の海に近い親の別宅を修繕してサーファー向けに賃貸する人などがいました。

その他、自宅に使わない部屋があれば、旅行客向けに民泊で貸し出せます。


*本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』から一部抜粋し、再編集したものです。


プロフィール

坂下 仁(さかした・じん)
お金のソムリエ協会会長
メガバンク行員として25年以上、個人の資産形成と数千件の法人融資などにかかわり、全国の支店長を指導してきた。副業で始めたセミナーは100組超のキャンセル待ちが続き、3年間で1000組超が受講する人気セミナーとなる。その後、顧客を踏み台にして儲ける銀行の姿に疑問を感じて起業、独立し、2018年にお金のソムリエ協会を設立。本業以上の副収入を得て、セミリタイアする会員が続出するなど、受講者の約9割が夢を叶えることに成功。メソッドを学んだ人数は6000人を超える。「週刊ダイヤモンド」「PRESIDENT」「日経マネー」「ダイヤモンドZAi」「THE21」「朝日新聞」など、数十の雑誌・新聞に紹介される。主な著書に『いますぐ妻を社長にしなさい』(サンマーク出版)、『夫婦1年目のお金の教科書』(ダイヤモンド社)などがある。

著者からのメッセージ

本書を読んだ皆さんは「稼ぎ口二刀流」を始めようと、心に決められたと思います。

今働いている勤め先で10万円の昇給を目指すよりも、「稼ぎ口二刀流」で月10万円稼ぐほうがはるかに簡単です。

しかも、源泉徴収される給料と違い、「稼ぎ口二刀流」の稼ぎの大半は手許に残る。サラリーマンには想像できないほどの税金と社会保険料を節約できるので、40歳から始めても、数千万~1億円も多く貯まる計算です。

手に入れられるのはお金だけではありません。大切な家族が「稼げるライフワーク」のパートナーになってくれるからです。家族の絆が強くなり、子どものお金の教育にもつながる。生きる目的や使命感が明確になり、やりたいことをずっと続けられるようになります。

もし、すべての社会人が稼ぎ口を2つにすれば、日本のGDPは2割も増えるので、日本経済も復活する。子どもたちの未来も明るくなるのです。

そもそもお金とは、数値化された感謝の気持ちです。なぜならお金とは、人様や社会に貢献して、感謝されて、初めてもらえるものだから。それゆえに貢献が大切です。

ですから、家族で協力し節税しながら、自分たちの役割と使命を果たしていく。これこそが「稼ぎ口二刀流」というビジネスモデルの真骨頂です。

「稼ぎ口二刀流」はこのように、実は極めて日本的なメソッドだったのです。

あなたは、本書で「稼げるライフワーク」を見つけることができました。

「稼ぎ口二刀流」を使って「稼げるライフワーク」に取り組めば、結果的に、あなたとご家族には、裕福で幸せな未来が訪れます。

「稼げるライフワーク」のために、あなたの貴重な時間を有効に使ってみませんか?

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