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「副業」deまじめな人ほど陥る2つの失敗

『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい――年収アップと自由が手に入る働き方』の出版を機に、ダイヤモンド・オンラインにて記事の連載が始まりました。そこで、坂下仁公式ブログでも、その内容を紹介させていただくきます。

副業がうまくいくと、結果的に本業もうまく

「副業は会社が禁止しているからダメですよ」

そういう声が聞こえてきそうですね。とてもまじめで一生懸命働いている人だからこそ、そう思われるかもしれません。同僚がやっていたとしたら、疑問に感じるかもしれません。

ただし、会社は個人を守ってくれません。あくまでも労働力を買って、労働の対価を払っている関係だからです。使えなくなったら、ポイです。非情ではなく、そういうものなのです。国が副業を解禁した理由をよく考えてください。年金が破綻することは国がある限りありえませんが、令和は自分で自分を守る時代なのです。

副業をやらない、これが最初の失敗です。時間だけは皆さんに平等なので、やらない選択はなしです。副収入が年間300万円以下ならそもそも副業にはあたらないし、節税すれば確定申告も不要です。あとで後悔するくらいなら、まずはお試しでやってみましょう。

もう一つの失敗は、副業の選択です。副収入を得るなら何でもいいわけではありません。

次の3つは、本書ではお勧めしません。

パートやアルバイト、ウーバーイーツ配達員のような副業はNG。副業禁止の就業規則に違反することもやりません。株やFX、仮想通貨のように、危ないこともいたしません。絶対に失敗しない方法で始められるのが「稼ぎ口二刀流」なので、お金を失うリスクを心配せずに試せます。

夢中になれることや、使命感を感じることしかやらないので、ストレスがたまらないし、やり甲斐も生まれて、充実した日々を送れる。本業との相乗効果が高いので、生産性が向上して、残業も減少。副業がうまくいくと、結果的に本業もうまくいきます

*本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』から一部抜粋し、再編集したものです。


坂下 仁(さかした・じん)
お金のソムリエ協会会長
メガバンク行員として25年以上、個人の資産形成と数千件の法人融資などにかかわり、全国の支店長を指導してきた。副業で始めたセミナーは100組超のキャンセル待ちが続き、3年間で1000組超が受講する人気セミナーとなる。その後、顧客を踏み台にして儲ける銀行の姿に疑問を感じて起業、独立し、2018年にお金のソムリエ協会を設立。本業以上の副収入を得て、セミリタイアする会員が続出するなど、受講者の約9割が夢を叶えることに成功。メソッドを学んだ人数は6000人を超える。「週刊ダイヤモンド」「PRESIDENT」「日経マネー」「ダイヤモンドZAi」「THE21」「朝日新聞」など、数十の雑誌・新聞に紹介される。主な著書に『いますぐ妻を社長にしなさい』(サンマーク出版)、『夫婦1年目のお金の教科書』(ダイヤモンド社)などがある。

著者からのメッセージ

今働いている勤め先で10万円の昇給を目指すよりも、「稼ぎ口二刀流」で月10万円稼ぐほうがはるかに簡単です。

しかも、源泉徴収される給料と違い、「稼ぎ口二刀流」の稼ぎの大半は手許に残る。サラリーマンには想像できないほどの税金と社会保険料を節約できるので、40歳から始めても、数千万~1億円も多く貯まる計算です。

手に入れられるのはお金だけではありません。大切な家族が「稼げるライフワーク」のパートナーになってくれるからです。家族の絆が強くなり、子どものお金の教育にもつながる。生きる目的や使命感が明確になり、やりたいことをずっと続けられるようになります。

もし、すべての社会人が稼ぎ口を2つにすれば、日本のGDPは2割も増えるので、日本経済も復活する。子どもたちの未来も明るくなるのです。

そもそもお金とは、数値化された感謝の気持ちです。なぜならお金とは、人様や社会に貢献して、感謝されて、初めてもらえるものだから。それゆえに貢献が大切です。

ですから、家族で協力し節税しながら、自分たちの役割と使命を果たしていく。これこそが「稼ぎ口二刀流」というビジネスモデルの真骨頂です。

「稼ぎ口二刀流」はこのように、実は極めて日本的なメソッドだったのです。

あなたは、本書で「稼げるライフワーク」を見つけることができました。

「稼ぎ口二刀流」を使って「稼げるライフワーク」に取り組めば、結果的に、あなたとご家族には、裕福で幸せな未来が訪れます。

「稼げるライフワーク」のために、あなたの貴重な時間を有効に使ってみませんか?

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