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アウトプットまでして初めて、読書に価値が生まれる

今回はコーヒーブレイクがてら
最近坂下仁が読んだ本の中で
特に共感できた本を紹介させていただきます

 

それは、尾藤克之さんの
『頭がいい人の読書術』
という本です

 

尾藤さんは、年間1000冊の本を読まれて
400本以上のコラムを書かれている
日本でも屈指の「文章の達人」です

 

尾藤さんの文章は読みやすいのですが
それでいて奥が深いので、
とても勉強になります

 

そんな尾藤さんが今回の本で伝えたいことは
おそらく次の一文に凝縮されてると思います

 

「最も大切なことは、本で読んだ内容を、
価値ある情報としてアウトプット
できるようになること」(本文P24)

 

尾藤さんの足元にも及びませんが
坂下仁自身は年間100冊近い本を読みます

 

その際に、必ずやっている作業があって
気になる一節や共感した一節を
「すべて書き留める」という作業です

 

なぜ書き留めるかというと、
自分の手を動かさないと、私の場合には
記憶に定着しないからです

 

要約とか感想ではなく、
坂下仁オリジナルのダイジェスト版として
気になったセンテンスを記録する方式です

 

その上で、特に気になるフレーズにのみ
私なりの感想を付記します

 

そして、このダイジェスト版全体を
定期的に読み返すのですが、そうすると、
1冊1冊の本の概略を思い出すだけでなく
これまでに読んで潜在意識に蓄積した
様々なジャンルの本のエッセンスが
時間と空間を超えてつながって融合する
不思議な化学反応が脳の中で起こります

 

これらは全て、アウトプットの賜物です

 

『頭がいい人の読書術』についても同様に
坂下仁オリジナルのダイジェスト版が
私の手元に出来上がっています

 

改めてダイジェスト版を眺めていて
とてもおもしろいことに気づきました

 

それは、ダイジェスト版に書かれた内容の
半分以上がアウトプットに関するセンテンス
だったということです

 

著者の尾藤さんにとっての最大の関心事が
アウトプットだからなのか、それとも
読者である坂下仁にとっての最大の関心事が
アウトプットだからなのか、
どちらの理由なのかは分かりませんが・・・

 

ちなみに、私が主宰するコミュニティー
お金のソムリエ倶楽部で
一番大切にしていることの1つが
アウトプットです

 

年6回以上開催する勉強会では必ず
シェアタイムと懇親会とに
毎回何時間も時間をかけて
お互いにアウトプットしあえるようにしています

 

年4回開く夢実現グループコンサルでは、
自分の年度計画を3ヶ月毎に振り返って
それを他のメンバーに披露していただき、
他のメンバーからのアドバイスや感想を
頂くという形で相互にアウトプットします

 

副業別のグループコンサルでも同様に
成功体験や失敗体験をアウトプットして
メンバーみんなで情報を共有しながら
実践し続けています

 

そんなメンバーの中から毎年多くの
認定講師の先生が生まれるのですが、
認定講師はお金のソムリエセミナーで
教えることを通じてアウトプットします

 

読書に限らず人生も
インプット⇒アウトプット
⇒フィードバックの繰り返しなのです

 

どれか1つでも欠けたら
このサイクルは回らないので
3つとも大切です

 

ちなみに『頭がいい人の読書術』には、
インプットについても、読者を唸らせる
すごい仕掛けが組み込まれています

 

いずれにしても『頭がいい人の読書術』は
名著であることは間違えないので、、
よかったら一度、ご一読いただいて、
その内容をアウトプットしてみることを
お勧めします

 

あなたのお役に立てると幸いです

 


『頭がいい人の読書術』

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