投資物件として買えるイタリアの世界遺産は「アルベロベッロのトゥルッリ」の他にもまだあります
一例が「マテーラの洞窟住居」です
マテーラは、アルベロベッロから自動車で1時間程度の場所にある小さな街です
前回お話ししたアルベロベッロのトゥルッリは、石灰岩のブロックで外壁を積み上げて作っているのですが、イタリア南部のこの地域は、石灰岩が豊富なのです
マテーラの街も、その多くが石灰岩でできています
石灰岩はやわらかいので、人の手で簡単にくり抜くことができます
だからくり抜いて、古くから住居として使われてきました
なんとなくですが、カッパドキアに似た雰囲気がある街です
カッパドキアの場合には、火山灰の堆積した柔らかい奇岩をくり抜いて巨大な地下都市を作り上げましたが、マテーラは、その石灰岩バージョンです
マテーラは、数十年前までは貧困街の代名詞でした
しかし、政府の取り組みで整備され、さらには1993年に世界遺産に登録されたことをきっかけに、急速に観光地化が進みました
映画のロケ地としても有名で、メル・ギブソン監督のパッションで一躍脚光を浴びています
そんなマテーラの洞窟住居ですが、トゥルリと同様に3000万円ほどで買えるそうです
街を散歩してみると、観光客向けにカフェやお土産品店、あるいはホテルとして利用されている住居が数多くありました
どれも、意外と外観がおしゃれなので、外からは洞窟住居には見えませんでした
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