前回、「妻だからこそ本業と副業を両立させられる」というお話をしました<http://ameblo.jp/moneysommelier/entry-11694790942.html>。
これは何も専業主婦に限ったことではありません。
妻がパートタイマーだとしても同様です。
確かに就業規則上はパートさんに対しても副業禁止をうたっている会社もありますが、これは同業他社への情報ろうえい防止とか長時間労働による労働品質低下を防止するためのものです。
従って、この2点に抵触しないような副業であれば、目くじらを立てて解雇されるようなことは現実には起こりえません。
また、夫婦ともに副業禁止の会社に勤めている共働きの場合でも応用が効きます。
ご両親や祖父母等々の中に1人くらいは副業禁止規定とは無縁なお身内がいらっしゃるはずですので、プライベートカンパニーの「お飾りの社長ポスト」に座らせてしまえばよいのです。
その場合でも、働いているご夫婦にかかる実務上の負荷は避けられませんが、手間暇のかからないビジネスをプライベートカンパニーの業務にするといった工夫により、乗り切ることが可能です。
私の妻も、私の借金返済のためにアルバイトやパートで駆けまわる日々でしたが、自然体のままで大家業との両立ができていました。
また、シチュエーションは全く別ですが、実家の地元の信用金庫から融資を頂く際に、「転勤族の妻が代表者だと具合が悪いんですよね・・・」と担当者から告げられたので、私の母を「共同代表」に祭り上げて乗り切りました。
ついでに、アパートのお掃除やフローリングのワックスがけ等を母にお願いし、小遣い程度の報酬を支払っています。
こうして、妻や身内をうまく活かすことで、事実上の「副業メリット」を取り込むことができてしまう、というわけです。
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