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「単発売り」から始める物販ビジネス入門

『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい――年収アップと自由が手に入る働き方』の出版を機に、ダイヤモンド・オンラインにて記事の連載が始まりました。そこで、坂下仁公式ブログでも、その内容を紹介させていただくきます。

物販ビジネスの入門編を試す

まず最初に、物販ビジネスの入門編を試してみましょう。物販ビジネスとは文字通り、物を販売するビジネスです。

物販ビジネスは人類最古のビジネスですので、商売と言えば太古の昔から物販でした。そして昔と違って今は、ネットのおかげで、リアル店舗がなくても簡単に物販ビジネスを始められます。

物販ビジネスで失敗するパターンは、初歩段階では1つしかありません。

それは、「不良在庫」をかかえることです。「不良在庫」とは、売れずに残ってしまった商品のこと。商品を仕入れる際にお金がかかっているので、売れ残るとお金を失うことになる。

そこで、物販ビジネスの入門編では、「不良在庫」が絶対に発生しないビジネスで試します。

試す段階では、リスクを伴う仕入れは、一切行いません。

仕入れをせずに何を売るのか。すでに手許にあるモノを販売します。具体的には、わが家や実家などに埋もれている不良在庫です。

家庭における不良在庫とは、使わないもののことであって、不良品ではありません。使うと思って買ったけれど使っていないもの、いただきものなど、家の中には必ず不良在庫があります。ガラクタに見えたとしても、人様にとっては「お宝」の場合もある。私もチャレンジしてみましたが、ガイドマップが1枚7000円で売れたことがありました。

金額的にも数百~数千円レベルのものですし、相場よりも多少安く買い叩かれても、不良在庫なのであまり気になりません。

家の中にある不良在庫を処分するだけなので、ただの「単発売り」です。商品を仕入れないので、在庫も発生しません。それどころか家の中が片付いて、デッドスペースが減っていくので一石二鳥です。


*本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』から一部抜粋し、再編集したものです。


プロフィール

坂下 仁(さかした・じん)
お金のソムリエ協会会長
メガバンク行員として25年以上、個人の資産形成と数千件の法人融資などにかかわり、全国の支店長を指導してきた。副業で始めたセミナーは100組超のキャンセル待ちが続き、3年間で1000組超が受講する人気セミナーとなる。その後、顧客を踏み台にして儲ける銀行の姿に疑問を感じて起業、独立し、2018年にお金のソムリエ協会を設立。本業以上の副収入を得て、セミリタイアする会員が続出するなど、受講者の約9割が夢を叶えることに成功。メソッドを学んだ人数は6000人を超える。「週刊ダイヤモンド」「PRESIDENT」「日経マネー」「ダイヤモンドZAi」「THE21」「朝日新聞」など、数十の雑誌・新聞に紹介される。主な著書に『いますぐ妻を社長にしなさい』(サンマーク出版)、『夫婦1年目のお金の教科書』(ダイヤモンド社)などがある。

著者からのメッセージ

本書を読んだ皆さんは「稼ぎ口二刀流」を始めようと、心に決められたと思います。

今働いている勤め先で10万円の昇給を目指すよりも、「稼ぎ口二刀流」で月10万円稼ぐほうがはるかに簡単です。

しかも、源泉徴収される給料と違い、「稼ぎ口二刀流」の稼ぎの大半は手許に残る。サラリーマンには想像できないほどの税金と社会保険料を節約できるので、40歳から始めても、数千万~1億円も多く貯まる計算です。

手に入れられるのはお金だけではありません。大切な家族が「稼げるライフワーク」のパートナーになってくれるからです。家族の絆が強くなり、子どものお金の教育にもつながる。生きる目的や使命感が明確になり、やりたいことをずっと続けられるようになります。

もし、すべての社会人が稼ぎ口を2つにすれば、日本のGDPは2割も増えるので、日本経済も復活する。子どもたちの未来も明るくなるのです。

そもそもお金とは、数値化された感謝の気持ちです。なぜならお金とは、人様や社会に貢献して、感謝されて、初めてもらえるものだから。それゆえに貢献が大切です。

ですから、家族で協力し節税しながら、自分たちの役割と使命を果たしていく。これこそが「稼ぎ口二刀流」というビジネスモデルの真骨頂です。

「稼ぎ口二刀流」はこのように、実は極めて日本的なメソッドだったのです。

あなたは、本書で「稼げるライフワーク」を見つけることができました。

「稼ぎ口二刀流」を使って「稼げるライフワーク」に取り組めば、結果的に、あなたとご家族には、裕福で幸せな未来が訪れます。

「稼げるライフワーク」のために、あなたの貴重な時間を有効に使ってみませんか?

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