「いますぐ妻を社長にしなさい」は、諸般の事情により原稿を大幅に割愛しています。
そこで、割愛した原稿案の中で、読者の皆さんからの質問が多い事項に限定して公開することにしました。
第三弾は「プライベートカンパニーの作り方」です。
プライベートカンパニーを作るというと大袈裟に聞こえますが、実際には大したことありません。
行政書士に依頼しても格安ですし、自分でやっても簡単にできてしまいます。
自分で合同会社を作る場合には7万円以下で作れます。軽自動車を購入する際の諸経費の半額以下です。
具体的には市役所や区役所に行って住基カードを作ってもらい、電子証明書として登録してもらいます(手数料1000円)。
並行して、その住基カードをパソコンに読み込ませるためのICカードリーダライタを家電量販店やamazon・楽天等のインターネットモールで購入します(1500円前後)。
次に、ネットで「電子定款」のひな形をググって、これを加工してワード等でプライベートカンパニーの「電子定款」を作ります(10分で出来ます)。
PrimoPDF日本語版のような使い勝手の良い無料PDFライターをダウンロードして、この電子定款をPDF化(電子文書化)します。
このPDFという電子文書に電子署名するためのPDF署名プラグインソフトと登記申請用の申請用総合ソフトとを、法務省の「登記ねっと」<http://www.touki-kyoutaku-net.moj.go.jp/index.html>からダウンロードして、登記を申請していく、という流れです。
住基カードの発行と電子証明書登録に1時間、ICカードリーダライタ入手後にネットで登記申請するまでの時間が1時間、色々な事前準備に1時間と考えて、3時間程度あればプライベートカンパニーが出来上がってしまうわけです。
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