今回は、ふせんを非常識に使う「ふせんノート術」について、もう少し詳しく説明しましょう。
「ふせん」と聞いて思い浮かべるのは「色のついた小さな紙片」です。
そして、ほとんどの人が「大切な箇所を見つけやすくするための目印」として「ふせん」を使っています。
あくまでも目印ですから、色さえついていれば「ふせん」自体は小さなものでも十分です。
だから、ふせんの主流は今も昔も「小さなふせん」。
しかし「ふせんノート術」では、ふせんを目印としては使いません。
また、「ふせんノート術」では、ノートについても意外な使い方をします。
具体的には、ふせんを「目印」として使うのではなく、「ふせん」自体を「ノートや手帳」として使います。
従って、ノートや手帳にメモを書く必要がない。あらゆるメモをすべて「ふせん」に書いて、その「メモ済みふせんをA4判ノートに貼り付ける」だけ。
つまり、「ふせんノート術」にとってノートとは、ふせんを貼るための「台紙」にすぎないのです。
「あらゆるメモを大きなふせんに書いて、それを台紙代わりのA4ノートに貼りつける」という常識離れした方法だからこそ、今までのノート術や手帳術の欠点を克服できる。
その結果、あなたが抱えていた悩みをスムーズに克服できるようになる、という「仕組み」になっています。
誤解を恐れずに言えば、ふせんノート術さえあれば、手帳と呼ばれていた昔ながらのメモ帳に頼らなくても大丈夫です。
ふせんノート術を活かせば、いままでの手帳術やノート術、その他メモ術と呼ばれるテクニックの威力も倍増します。
あなたのお気に入りの手帳やノートもパワーアップする。それくらい、美味しいメソッドです。
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