前回、銀行員である半沢直樹はお金持ちかどうかという投げかけをしました。
結論から申し上げますと、半沢直樹はお金持ちではありません。
そもそも、「お金のプロ」といわれる日本の銀行員で大金持ちになった人を私は知りません。
それもそのはず、銀行員は「お金の正体」を知らないのですから。
銀行員はあくまでも「通貨のプロ」であって「お金のプロ」ではないのです。
「お金のプロ」ではない銀行員が「お金の正体」を知るよしもありません。
そもそも、「お金の正体」って何だと思いますか?
お金の正体はコインや紙幣のような「物」ではありません。
世の中の人々の感謝の気持ちやお詫びの気持ち、そして社会貢献の度合いを「見える化」したもの、それがお金の正体です。
社会に何らかの貢献をして、誰かを幸せにした結果として、あなたのそばに寄り添ってくるものがお金なのです。
「お金とは感謝の気持である」ということに、私自身も極貧生活の中で初めて気づきました。
「お金のプロを自認していたはずなのに、お金を増やすどころか借金を増やしてしまったのはなぜなのか?」
どん底でかがみ込みながら繰り返し繰り返し自問し続けました。
そして、知識やノウハウをどんなに駆使して株を売買したとしても、世の中の誰も私に感謝してくれるわけではないことに気付いたのです。
心の底からその事実に納得してストンと腹落ちした結果、一気にパラダイムシフトが引き起こされて、ガラリと変身してしまったのです。
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