『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい――年収アップと自由が手に入る働き方』の出版を機に、ダイヤモンド・オンラインにて記事の連載が始まりました。そこで、坂下仁公式ブログでも、その内容を紹介させていただくきます。
1か月やってみてわかること
試してみるには最短でも1か月、最長で3か月かかりますが、大人の時間感覚では意外とあっという間です。しかも時間がかかるほど、いろいろなパターンの失敗を経験することができる。失敗が多いほど、あなたの経験値は高くなります。つまり、失敗こそが、あなたの財産になるということ。稼げるライフワークをオンリーワンにする持ち駒がどんどん増えるのです。お金を失わずにノーリスクで持ち駒を増やせるのですから、こんなに効率のいい投資はありません。
ひと通り試してみたあと、長続きしそうだと思ったカテゴリのビジネスジャンルを第1候補にしてください。
まったく興味がないカテゴリ、絶対にやりたくないカテゴリがあれば、もちろん一切試さないで、対象から外していただいて構いません。
ただし、3つとも外してしまうと、取り組める副業がなくなってしまうので、最低でも1つ以上を試してみてください。
試してみると、あなたの眼前には、試した人にしか見えない景色が広がっていることに気づきます。やってみて、初めて見えてくることのほうが圧倒的に多いものです。ささいなことでうまくいかなかったり、気づいた瞬間にハードルが低くなったりしますが、試行錯誤を続けるうちに、徐々にコツがつかめてきます。
1か月間のお試し期間終了後も、追加で3か月続けるだけで、さらなる手応えを感じ始めるでしょう。さらに3年以上続けるとセミプロになれます。
セミプロレベルに到達すると、「世の中でプロといわれている人たちは、意外とたいしたことない!」って気づき始める。「世の中は間違った情報だらけだ!」ってことにも気づき始めて、情報発信したくなってきます。結局は、行動するか否かの違いだけ。そんな単純なことにも気づけるようになる。「やったもの勝ち」ということです。
*本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』から一部抜粋し、再編集したものです。
プロフィール
お金のソムリエ協会会長
メガバンク行員として25年以上、個人の資産形成と数千件の法人融資などにかかわり、全国の支店長を指導してきた。副業で始めたセミナーは100組超のキャンセル待ちが続き、3年間で1000組超が受講する人気セミナーとなる。その後、顧客を踏み台にして儲ける銀行の姿に疑問を感じて起業、独立し、2018年にお金のソムリエ協会を設立。本業以上の副収入を得て、セミリタイアする会員が続出するなど、受講者の約9割が夢を叶えることに成功。メソッドを学んだ人数は6000人を超える。「週刊ダイヤモンド」「PRESIDENT」「日経マネー」「ダイヤモンドZAi」「THE21」「朝日新聞」など、数十の雑誌・新聞に紹介される。主な著書に『いますぐ妻を社長にしなさい』(サンマーク出版)、『夫婦1年目のお金の教科書』(ダイヤモンド社)などがある。
著者からのメッセージ
本書を読んだ皆さんは「稼ぎ口二刀流」を始めようと、心に決められたと思います。
今働いている勤め先で10万円の昇給を目指すよりも、「稼ぎ口二刀流」で月10万円稼ぐほうがはるかに簡単です。
しかも、源泉徴収される給料と違い、「稼ぎ口二刀流」の稼ぎの大半は手許に残る。サラリーマンには想像できないほどの税金と社会保険料を節約できるので、40歳から始めても、数千万~1億円も多く貯まる計算です。
手に入れられるのはお金だけではありません。大切な家族が「稼げるライフワーク」のパートナーになってくれるからです。家族の絆が強くなり、子どものお金の教育にもつながる。生きる目的や使命感が明確になり、やりたいことをずっと続けられるようになります。
もし、すべての社会人が稼ぎ口を2つにすれば、日本のGDPは2割も増えるので、日本経済も復活する。子どもたちの未来も明るくなるのです。
そもそもお金とは、数値化された感謝の気持ちです。なぜならお金とは、人様や社会に貢献して、感謝されて、初めてもらえるものだから。それゆえに貢献が大切です。
ですから、家族で協力し節税しながら、自分たちの役割と使命を果たしていく。これこそが「稼ぎ口二刀流」というビジネスモデルの真骨頂です。
「稼ぎ口二刀流」はこのように、実は極めて日本的なメソッドだったのです。
あなたは、本書で「稼げるライフワーク」を見つけることができました。
「稼ぎ口二刀流」を使って「稼げるライフワーク」に取り組めば、結果的に、あなたとご家族には、裕福で幸せな未来が訪れます。
「稼げるライフワーク」のために、あなたの貴重な時間を有効に使ってみませんか?